2018年7月1日日曜日

動画DLについて思うこと

アプリ「Clipbox+」において

Youtubeの動画のダウンロードができなくなっている。

(Yahoo知恵袋の検索結果の一部↓)



ググった結果


ググったけど、まとめるとどうやら

Youtube側の規約によりできなくなった

別のアプリを使え

・もしくはPCを使え。最悪、画面を録画しろ

ということらしい。



やはり

気に入った動画はダウンロードして、

いつでも(電車内やオフラインでも)見られるようにしたい!

という需要は、かなりある。



ただ自分にとって残念なのは、この

「Youtube動画はダウンロードできて当たり前である」

かのような風潮が根付いていることだ。



Youtube動画はDLできて当たり前なのか?


Youtubeとニコ動が日本で流行し始めたのは、たしか2007~2008年。


当時はスマホがなくPCが主流で、動画をダウンロードしたい場合、

ダウンロードサイトに動画URLをコピペするという手法が使われていた。


「動画を保存しすぎてハードディスクの容量がいっぱいになる
という趣旨のネットの書き込みを、当時読んだ記憶がある。


2010年末以降、スマホが普及し始め

動画ダウンロードアプリも当然のように広まった。


その一つがClipboxだった。



それ以前からも、Youtubeは規約として
動画のダウンロードを禁止していたが、

とくに罰則などもなかったし、
"個人で楽しむ"ためにダウンロードしたところで
表面上はバレない


こういった経緯から、自分が思うに

録画したテレビ番組を見るのと変わらない感覚


「Youtube動画のダウンロードって、

(本当はやっちゃいけないかもだけど)できるのは当然だよね」

という認識が広く蔓延してしまったのでは?

という推測をしている。


というのも、ネット動画は

"アクセスさえすればいつでも視聴できる"(いわゆる非同期である)

ことに価値があり、


その動画の置き場所がYoutubeというサイトなだけだ。

(今は毎日更新されるチャンネルが多いので、
認識が少し変わっているようだが)


だから結局、ネットへ接続さえすればいつでも視聴できる

自分のデバイス自体に保存してしまえば、接続しなくても視聴できる!

保存できるなら、しちゃえ!


となるわけだ。

アニメやゲーム、音楽などが好きな人なら

誰だってたどり着く心理だ。

規約なんて読まないし、手元でできてしまうのならやりたくなる。


そんな潜在意識が、ダウンロード=普通 という認識を助けているのだろう。



投稿者としては


自分は、2009年からYoutubeへゲーム動画を投稿し続けていたが

投稿する側から自身の動画のダウンロードを止めるなど不可能であることは、
利用者だから当初からわかっていた。


だから『勝手にダウンロードされてもいい動画だけを、投稿しよう!
と決めていた。

転載・拡散されては困るもの、たとえば自分の顔と声は、一切動画に載せない。
そう決めた。



残したかったのは黒歴史ではなく、思い出だから。


スマホがなくPCが主流だった頃でさえ、
文章や画像・動画のコピペなんてすぐできてしまうものだった。


だから、これからの動画投稿者にやってほしいことがあるとすれば、それは

"勝手にダウンロードされてしまう"前提で動画を作る

ことだ。


Youtuberは動画内容と投稿頻度で自分を売っていかなきゃ生き残れないので、
こんなことは気にしなくていいだろう。


でも、Youtuberを目指さない場合。
遊びや趣味として動画を作りたい場合。


インスタグラムなども含めて、
自分の画像や動画がいつ・誰にDL・転載されるかわからない。


著作権は軽視されやすいし、規約なんてほとんど読まれないわけだし。


それだけは覚えておいてほしい。


画像も動画も、簡単にコピペできてしまう時代だから。

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